巨人のドラフト1位ルーキー・岡本和真内野手(18=智弁学園)が、12日に一軍と同時刻で行われる二軍紅白戦で実戦デビューすることが8日、決まった。原監督が明かしたもので、岡本は「もし出る機会があれば実戦に慣れていきたい。出られるように頑張りたい」と意気込んだ。

 プロ初実戦で自分のフォームを崩さずに打ち返せるかが課題。自身の現状は冷静に見つめているようで、岡本は「結果は気にしない。まだ入ったばかりなので、まずは振ることから。しっかりボールに入っていって強く打てるようにしたい。少しでも経験したい」と内容を重視したい考えだ。

 紅白戦前日の11日は母校の卒業式に出席する。

 8日のフリー打撃で59スイング中、3本の柵越えを放った岡本は「休むために戻るわけではないので、動ける時は動きたい」と最後まで貪欲な姿勢を貫いていた。