フリー打撃登板を終えた日本ハム・大谷翔平投手(20)を待っていたメニューは恐怖のシャトルラン。50メートル、40メートル、30メートル、20メートル、10メートル地点に置かれたマーカーを、遠い地点から順番に往復してタイムを計る持久走メニューだ。

 1本目で中盤まではトップを快走していた大谷だが、結果は浦野、上沢、中村勝と走った4人の中で3位。「やばい! やばい!」と太ももを押さえながら倒れ込んで、息を切らせていた大谷はこれで気持ちが折れたのか、2本目ではスタートから最下位。再び「やばい!」を連発し倒れ込んだ。

 囲み取材の最中にせき込んでいたことを指摘されると「ランニングの後遺症です」とジョークにも元気がなかった。