巨人・長野 「プロジェクトH」で球場をチョー満員にする!

2015年02月07日 08時15分

農作業体験でトラクターを操作する岡本

 巨人の宮崎キャンプは6日から第2クールに突入し、実戦形式のメニューが始まる。そんななか二軍の若手に交じり、懸命のリハビリに取り組んでいるのが長野久義外野手(30)だ。今回はその長野本人が人生初の二軍キャンプ生活とチームメートの知られざる一面を紹介する特別企画、題して「目指せ開幕! チョーノ編集長の巨人ファーム便り」がスタート。第1回のテーマは「岡本くん、いらっしゃい!」だ。

【巨人チョーノ編集長のファーム便り(1)】東スポ読者の皆さん、こんにちは! 巨人軍の長野久義です。ご存じの通り、昨年の秋に右ヒジと右ヒザを手術しまして、今年は入団6年目で初めて二軍でキャンプを迎えています。巨人ファンの方々には大変ご心配をお掛けしてすみません!

 第1クールは無事終わりましたが、そこで気付いたのが「ファームの情報って、なかなかうまく伝わらないなあ」ということ。そこで今回は、僕の近況と元気な仲間たちをご紹介したく、東スポさんのご協力を得てこの企画をスタートしました。最後までお付き合いいただければ幸いです。

 堅いあいさつはこのぐらいとして、まずは僕の現状からお話しします。結論から言うと、回復経過は“チョー順調”。PT(理学療法士)の神谷先生には「チョーさんって見かけによらず、しっかりやっているよな」ってほめてもらいましたよ~。

 ヒザの方は違和感なく走れますし、手術で落ちた筋肉も戻りました。次はスパイクを履いて走るメニューに進む予定です。ちょっと回復が遅れていたヒジもだいぶ良くなっています。予定より早く硬球も投げ始めましたし、第2クールからはキャッチボールの距離も少しずつ延ばしていきます。

 僕の話はここまでにして、記念すべき第1回に紹介する仲間は、注目のドラ1ルーキー岡本くん(岡本和真内野手、18=智弁学園)です。体が本当に大きいし、打撃の評判は上々のようですね。僕は打撃練習をまだ見ていないので早く見てみたいです。

 あいさつした印象は「素直でちょっと恥ずかしがり屋の男の子」かな。まだゆっくり話せていないんですが、せっかく同じ宿舎に寝泊まりしているんですから、僕でよければ相談に乗ってあげたいな、と思っています。ただし野球の話はNG。そこはリハビリで二軍にいる先輩の矢野さんに任せて、僕は“人生相談”専門で。電話番号も交換したいし、部屋のドアは開けっぱなしにしているから、気軽にノックしにきてほしいですね。

 実は近々、新人の子たちをこっそり連れ出そうと計画しているんです。僕といえば“夜”ですからね。あ、球団の皆さんご心配なく。もちろん、健全にご飯を食べるだけですよ~。岡本くんはオレンジジュースだな。ハタチになったら一緒に飲もうね。でも強そうだから、僕が負けちゃいそう。

 最後に僕からファンの皆さんにお願いがあります。二軍選手が練習する「ひむかスタジアム」にも足をお運びください。スタンドを見ると、正直寂しくなっちゃいます。大勢の人に見られながら緊張感を持って練習することも、僕たちプロ野球選手には大切なこと。どうか力をお貸しください。

 球場をチョー満員にするために、僕もひと肌脱ぐつもりです。題して「プロジェクトH」(ひむか、久義のH)。現在はファンの皆さんが楽しめるイベントを検討中です。来場していただいた方には、僕から何かプレゼントがあるかも!?

 もちろん、僕の目標は一日でも早い一軍復帰。大田くんに負けないように頑張らなきゃ。リハビリはしっかりやりつつ、岡本くんを始めとしたファームの選手情報もバッチリ取材してきますから、次回もお楽しみに!(巨人外野手)

☆おかもと・かずま=1996年6月30日、奈良県五條市出身。北宇智小1年から「カインド」で野球を始める。五條東中では「橿原磯城シニア」に所属。智弁学園では1年春からベンチ入り。2014年の甲子園に春夏連続出場。選抜1回戦の三重戦で1試合2本塁打を記録。同年夏のU18アジア選手権日本代表で4番を務め、準Vに貢献。同年のドラフト1位で巨人入団。高校通算73本塁打。183センチ、95キロ。右投げ右打ち。