レオ狩り!摂津が単独トップ14勝

2012年09月05日 12時00分

勝ち越し2塁打を放った明石

 ソフトバンクは4日、首位・西武との直接対決第1Rに(西武ドーム)で5—3で競り勝った。最近5試合続けて1得点しかできないなど不振にあえいでいた打線がこの日は奮起。首位固めに燃えるレオ投から5点を奪取。立ち上がりから不安定だったエース・摂津は打線の活躍に助けられ、両リーグトップの14勝目をマークした。

 つながりを欠いていた打線が、宿敵レオを相手にようやく意地を見せた。3—3の延長10回。二死二塁から明石がきれいにおっつけて左前に運び勝ち越しに成功。代打・多村も中前に適時打し熱戦にケリをつけた。

 鷹打線は摂津を援護し続けた。先制された直後の3回には、江川が3号同点ソロを左翼席へ突き刺し「取られた直後に追いつくことができてよかった」。

 1—2と勝ち越された直後の4回には3、4番コンビの活躍でひっくり返す。無死一塁から内川の右方向への当たりで、右翼・大崎がダイビングキャッチを試みるが、捕球に失敗。これが三塁打となり、ラッキーな形で一塁走者が一気に同点のホームを踏んだ。続く小久保の中犠飛で逆転。内川が「とにかくつなごうという気持ちでいったんですけど、結果が出てよかった」といえば、小久保は「とにかく軽打で最低限の仕事ができた」と安堵の表情を浮かべた。

 悔しい思いをしていた打撃陣が汚名返上だ。最近5試合ですべて1得点止まり。奮闘し続ける投手陣の足を引っ張りまくった。それでも慌てなかった。「内容は悪くない。本塁死とか(走塁の問題)もあったわけだから。とにかく辛抱、粘り強く、だよ」(立花打撃コーチ)。大事な首位・西武戦だったが、「ミーティングはいつも通り」(あるナイン)。自分たちを信じて結果を出した。

 摂津は不調ながら粘りの投球で自身5連勝。両リーグ通じて単独トップ、自身にとっても昨季に並ぶ14勝目をマークした。西武ドームはプロ入りから7連勝だ。

 息詰まる接戦で打線が奮起したのは大きい。若武者の山田、左腕エースに成長した大隣を相次いで送り込み、3タテを成し遂げる。