新井復活へ 前田氏と1時間“熱血談議”

2015年02月06日 11時00分

身振りを加えながら話し込む新井(右)と前田氏

 広島・新井貴浩内野手(38)がかつての僚友からの助言を胸に復活を期す。宮崎・日南市の天福球場で行われている春季キャンプは5日、第1クールの日程を終了。そんな中、グラウンドでは8年ぶりの古巣復帰を果たした新井が、前田智徳氏(43=現野球評論家)と野球談議に花を咲かせた。古巣での復活に向けて、頼もしいアドバイスをもらった。

 練習終盤のグラウンドで、かつてのクリーンアップが顔を揃えた。居残りでのトレーニングを終えた新井が、打撃練習をするナインに目を光らせる前田智徳氏のもとに行きあいさつ。そこから2人の野球談義が始まった。時には神妙な顔つきで、時には身ぶりも加えながら約1時間、すべての練習が終了するまで熱い会話は続いた。

 阪神時代の昨年の春季キャンプでも“天才打者”と称された前田氏と打撃論を交わしていた新井は「去年も話をしてもらっていた。すごく勉強になるし、その確認。アドバイスをしてもらっていた」と納得の表情。詳細については「普通の野球談議。すごい方なので」とだけ話したが「技術論だけではなく、いろんな話をした」と野球について様々な角度からの意見を交わしたという。

 古巣復帰して初めてのキャンプを迎えた新井。38歳ながら若手とともに早出練習に参加し、志願の居残り特守や坂道ダッシュに取り組むなど、復活に向けて意欲満々だ。第1クールを「きついです。明日休みなのでしっかり体を休めたい。ここまできついのは久しぶりだが、そうやろうと思ってきている」と充実の表情で振り返った。そんなベテランに、緒方監督も「新井や梵、木村など年齢が上という中で、早出から参加して元気を出してやってくれている」と賛辞の言葉を送った。

 第2クールからは実戦形式の練習が始まり、シ烈なサバイバルの火ブタが切られる。「しっかり追い込んでいきたい」という新井も猛アピールが必要になるが、前田氏からの“金言”を生かして真価を発揮したいところだ。