「安楽効果」で生き生き…楽天・松井裕に大化けの予感

2015年02月07日 11時00分

安楽(左)と松井裕の新旧ドラ1コンビ

 2013年のドラフト1位で2年目を迎えた楽天・松井裕樹投手(19)が「安楽効果」で生き生きとしている。

 今キャンプではドラフト1位右腕・安楽智大投手(18=済美)の「教育係」として常に行動をともにし、キャッチボールやティー打撃ではパートナーも務める。さらに練習の流れやメニューを説明、宿舎での洗濯物の出し方をレクチャーするなど役目は多い。それでも松井裕は「安楽がいるから楽しいですよ。かわいい後輩です。先輩と思ってないところもありますけどね」と1歳下の後輩の加入を大歓迎。練習以外でも行動をともにすることが多く、ときに“イジられる”ことで、リラックスしてキャンプを過ごしているという。

 昨年は黄金ルーキーとしてメディアやファンに過剰なまでに注目されたが、今年はその役目も安楽に。2年目左腕は「そういう意味でもありがたいですね。慣れたということもありますけど、昨年とは全然違います」と言い、安楽のおかげで集中して練習に取り組める環境も手にした。他球団の偵察部隊からも「松井(裕)は伸び伸びやっている」と、その変身ぶりを指摘する声が上がる。

 また「ブルペンで並んで投げたときは意識しましたよ。一緒に活躍できたらいいですね」と話すように、刺激をもらうライバルでもある。後輩の安楽も「高校のジャパン(代表)のときから知っている先輩だし、本当にありがたいです」と“松井裕効果”を口にする。

 4勝(8敗)に終わった昨季からの飛躍を目指す松井裕にとって安楽はまさに救世主。「1年間先発ローテーションを守り、規定投球回数をクリアする」という今季の目標はあっさり達成されそうだ。