阪神・掛布DCが鳥谷に20発指令

2015年02月04日 16時00分

掛布DC(右)から指導を受ける鳥谷

“伝説OB”阪神・掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC=59)が3日、鳥谷敬内野手(33)に「20発ノルマ」を課した。

 

「鳥谷君には、もっと強い打球を意識してみろという話をした。彼が20発打てると打線に迫力が加わってくる。彼の技術があれば、そういう打撃に挑戦していい。本人も『やってみます』と言ってくれた。去年は8本でしょ。ゴメス20発、マートン20発なら3人で60発。他球場なら空中戦は負けないようになる」

 

 鳥谷は選球眼がいい好打者タイプ。しかし、同じ左打者の掛布DCとしては物足りなく感じていたのだろう。「四球が多いのも、それだけ打てる球を我慢して仕留められるということ」とプロ12年目での長距離砲への“変身”を求めたのだ。

 

 掛布DCは「鳥谷君も(海外FA権を行使した上での残留で)腰を落ち着けて阪神でプレーすることになった。これからは選手としての集大成がスタートするということ」とも話す。5年20億円(推定)の大型契約を結び「阪神で終わりたい」と生涯虎を誓った鳥谷の覚悟に着目し、年俸に見合う働きを見せるには最低「20発」がノルマでもあるというわけ。

 

 この日は2215試合連続出場の日本記録を保持する元祖鉄人の衣笠氏から「試合に出て幸せだということを心に持っていれば(自分の記録に)追いつける。鳥谷君は体が強い。可能だと思う」とエールを送られた鳥谷だが、今年は掛布DCからのノルマもクリアしなければならない。