本紙評論家・得津氏が指摘する「斎藤佑生き残りの道」

2015年02月04日 16時00分

ブルペンでフォームをチェックする佑ちゃん

 日本ハム・斎藤佑樹投手(26)が3日、2度目のブルペンで47球を投げ込んだ。「今の段階ではいい感じで投げられている。球の強さというより、実戦を念頭に制球とキレを意識している」と仕上がりはまずまずのようだが、本当に戦力として期待できるのか。この日のブルペンをチェックした本紙評論家の得津高宏氏はこう指摘した。

 

「厳しいようだけど今、良く見えるのは当たり前。キャンプも3日目だし体のキレもある時だから。気になった点は、踏み出した左足のヒザが突っ張ったままつっかえ棒のような形になってしまうこと。周りの評論家も『あれは直らないんじゃないか』と一様に心配しているクセだね。体重が左足に乗っていかないからどうしてもリリースポイントが前に出て行かない。投手というのはいかにボールを長く持って打者に近い所でリリースするかが肝心なんだけど、それにプラス、やはり故障再発のリスクが怖いんだろうね」

 

 ではどうすれば生き残ることができるのか。

 

「彼のフォームを打者側から見て思うことはきれいすぎて怖さがないこと。隣で投げていた中村勝は球がどこに来るのか分からないグシャグシャなフォームで打者目線では怖い。肝心なのは投手目線のいいフォームでいい回転の球を投げることではなく、打者がいかに嫌がる球を投げるかということ。たとえば投球テンポを速くして、打者に考える間を与えないようなやり方でもいい。とにかく普通にやってたら、通用しないのではと思います」

 

 この日の追加ブルペンで斎藤は指摘されている左足の突っ張りを修正していたが…。これから先はいよいよ実戦での結果がものをいう時期に入ってくる。