日本ハム・大谷翔平投手(20)が3日、ブルペンで今キャンプ初のワインドアップ投球を行い、変化球を交え67球を投げ込んだ。

「初日よりいいんじゃないかと思います」と手応えを感じる一方で、もはやクセとなっている右手親指で同薬指を引っかき流血するアクシデントがこの日も発生。「(対策は)いろいろとやりたいとは思っているんですが、これというものはない」と決定的な有効策は見いだせていない。

 かつてのエース・ダルビッシュ(現レンジャーズ)と全く同様の速球派の宿命ともいえる右手薬指の流血。厚沢投手コーチは「ダルは札幌ドームの赤土をすり込んで(出血を)止めてたけど、翔平も何かうまい対応策を見つけていくしかない」と苦笑いした。