広島・ザガースキー「デカ腹」は体調万全の証し

2015年02月03日 16時00分

自慢の腹を揺らしながらボールを投げ込むザガースキー

 広島の新助っ人マイク・ザガースキー投手(32=ブルージェイズ3A)が早くも“ぽっちゃりキャラ”で存在感を発揮している。183センチ、109キロという巨体を前面に打ち出し、投手陣の中でイジられ役を確立。エース前田が「話しやすい。(練習で使う)メディシンボールをおなかに入れて『ザガースキー』と言ったら怒られました」と話すなどムードメーカーとなっている。ただのデブではない。今の体形にはポリシーもある。フィリーズ3A時代の2008年に首脳陣からダイエット指令を出されて15キロもの減量を敢行したが、これがまったくの裏目。「球速が落ちてしまって結果的にヒジを故障して手術することになった。だから106~110キロくらいがベストなんだ」。お相撲さんのような腹は体調万全の証しでもあるのだ。

 

 だから、ぽっちゃりを言い訳にはしない。当初はその巨漢ぶりからランニングメニューを軽減することも検討されていたが「走るのは苦手ではない」と自ら特別扱いを拒否。「他の選手と同じメニューをこなすことでコミュニケーションを取って溶け込もうとしているんだと思う。無理し過ぎるといけないのである程度セーブしてあげないといけないが…」(チーム関係者)と、体を張ってチームになじもうと努力もしている。

 

 2日、来日後初めてブルペン入りし、42球を投げた助っ人左腕は「体の感触を確かめながら投げることができた。順調に進んでいるのはいいチームメートに囲まれているからだよ」と満足げ。1979、80年の2年連続日本一に貢献した江夏豊氏と同じ左腕で、腹回りもそっくりなザガースキーは、いろんな意味で注目を集めそうだ。