人見知りエースに「金子会」開催の期待

2015年02月03日 11時00分

投手陣と守備練習をする金子(中)

 オリックスの金子千尋投手(31)が1日、宮崎で迎えたキャンプ初日に合格点を付けた。昨年11月末に手術した右ヒジの状態は良好のようで「まあまあ良かった」と笑顔。この日は50メートルのキャッチボール、投内連係などを行った。

 

 そんな金子にはチーム内からある注文が付いている。それが今キャンプ中の“金子会”の開催だ。チーム関係者は「金子もいい年になったし、そろそろチームを引っ張る立場。後輩を育てるという意味で金子主催の飲み会を開いてくれないかな」と話している。

 

 後輩から技術的な質問があれば懇切丁寧に答えて“先生”の役割を果たしてきた金子だが、後輩を食事に誘うことはまずない。そのため、別の関係者は「金子もプロ1年目の時に北川(博敏=企画事業部プロジェクトマネジャー)に飲みに連れられていた。そこでいろんな話を聞いたはず。金子は飲めないけど、北川のように後輩を引っ張ってくれるような選手になってほしい」というわけだ。

 

 ドラ1ルーキーの山崎福也投手(22=明治大)など金子に憧れる選手は多い。これまで「自分から後輩に話すのは苦手」と話していた金子も、この日は「ルーキーのころは30歳以上の選手がすごく上に思えてなかなか自分からしゃべることができなかったが、自分もそういう選手になったんだなと思います」としみじみ話し、新加入の選手に対しても「なじめるようにという工夫はしますよ」と例年になく前向きになっている。

 

“人見知りエース”が面倒見のいい先輩に変身できるか。