巨人新助っ投補強ポイントは“第2のメッセンジャー”だった

2015年01月30日 16時00分

 巨人の新外国人投手、マイルズ・マイコラス(26=前レンジャーズ)とアーロン・ポレダ(28=同)が29日、入団会見に臨んだ。

 

 原監督も駆けつけたジャイアンツ球場で、前日に来日したばかりの2人は、いきなりブルペン投球を披露。指揮官を「いい準備をしてきてくれた。若いし能力もある。大きく力を発揮してもらいたい」と喜ばせた。

 

 マイコラスは「自分のベストを尽くし、結果を出したい」と語り、ポレダも「先発投手としてリーグ優勝、日本シリーズを勝つためチームに貢献したい」。そんな2人と握手を交わした原監督は「2人とも先発ローテーションを守って12勝以上してもらいたい」と大きな期待を寄せた。

 

 150キロ後半の速球が売りの2人だが、特徴はその長身だ。マイコラスは196センチ、ポレダは198センチ。実は「高身長投手」という共通点の裏には、巨人が散々苦しめられた阪神・メッセンジャーの存在があった。

 

 巨人は昨季、メッセンジャーと8度の対戦で1勝4敗。なかなか打ち崩すことができなかった。球団としても苦手克服の方法を模索したが…。最終的にたどり着いたのが「ウチも“第2のメッセンジャー”を探しましょう」という結論だったという。

 

 球団は「軟投派は不要」と昨シーズン限りでセドンと契約を打ち切り、新外国人投手はメッセンジャー同様に「190センチ以上の長身で、力のある速球を投げる投手」に絞って候補をリストアップ。韓国リーグの最多勝を挙げた198センチ右腕バンデンハークはソフトバンクにさらわれたが、条件に合致したマイコラスとポレダの獲得にこぎつけた。

 

 とはいえ高身長で速球派というだけで、2人がメッセンジャーのように活躍する保証はない。それでも「どちらか1人でもいいから、日本で大化けしてくれたら」とは前出のフロント。大補強がないまま迎えるシーズンだけに、チームの運命はツインタワーのデキにかかっている。