9年ぶりの日本球界復帰となるソフトバンクの松坂大輔投手(34)が29日、福岡市の西戸崎合宿所で初めて自主トレを公開した。

 報道陣約50人が見守る中、キャッチボールでは変化球を交えながら腕を強く振って投げ込んだ。練習の合間にはチームメートからのあいさつを受ける場面もあった。握手を交わした柳田悠岐外野手(26)は「もう手を洗えなーい」とニヤリ。これには松坂も「しっかり洗ってください」と苦笑いだった。

 今季の目標について、松坂は「200イニング。その数字に少しでも近づけるようにしたい。先発である以上、最後まで投げきるという気持ちでマウンドに上がりたい」と語った。