上原 自身最高の“21億円契約”でも初心忘れず

2015年01月29日 16時00分

自然体で調整する上原

 レッドソックスと新たに2年契約を結んだ上原浩治投手(39)が、東京都内で週5日ペースの自主トレを続けている。練習メニューは肩回りや体幹の強化やダッシュ、最長75メートルの遠投を含む30分に及ぶキャッチボールなどで「特に何かを変えたっていうわけでもない」というものの、表情は真剣そのもの。午前8時30分から4時間動きっぱなしで、気温10度を下回る寒風の中で黙々と汗を流している。

 

 ブルペン入りはまだだが、その日は近い。この自主トレ中に「ブルペンには3回くらい入って、いつでも行けるような感じで(キャンプに)入っていくつもり」。練習中はレッドソックスのマッサージセラピストでトレーナーの内窪信一郎氏が球団からのメニューを容赦なく指示しているため、息つく暇もない。ただ、自分を追い込むばかりでなく「睡眠も(夜に)用事がなければ9時間くらいはとっています」。2月21日のキャンプインが約3週間後に迫っていることもあり、日本でしか味わえないグルメも堪能しているという。

 

 昨年10月末にレッドソックスと結んだ契約は2年総額1800万ドル(約21億円=推定)。それでも上原は「先発じゃないから、あれ以上は上がりようがない。契約してもらえただけでもありがたい。自身にとっての最高年俸? そうですね。でも、上には上がいるので、そんなことでごちゃごちゃ言ってもしゃーない。求められる限り(野球を)やりたい」と初心を忘れることなく、新たなシーズンに向けた準備に専念している。