中日から移籍 堂上の“天然発言”に巨人ナイン大ウケ

2015年01月29日 16時00分

 巨人に今季加入した堂上剛裕外野手(29)が、意外な言葉で新しい同僚たちのハートをわしづかみにした。宮崎で28日にスタートした一軍合同自主トレで、元竜戦士が目を奪われたのはGナインのカラフルなファッション。そこで堂上が漏らしたひと言が“中日アレルギー”の根強いチーム内で大ウケし、存在感が一気に高まっている。

 

 真冬とは思えない穏やかな陽気のもと、巨人の一軍合同自主トレが始まった。キャンプ前のため、選手は各自お気に入りのトレーニングウエアで室内練習場・木の花ドームに登場。その輪の中で、ひとり目を点にしていたのが堂上だった。

 

「すごいっすね…」と堂上をいきなり驚かせたのは、上下迷彩のウエアに身を包み、頭には「SUPERSTAR」と大きく刺しゅうされたキャップをかぶって現れた村田だ。そのほかにも杉内が左右で色が異なる紅白のスニーカーを履いていたのを始め、周囲はみな蛍光色を大胆に取り入れた鮮やかな配色のウエアばかり。その中で上下濃紺の“地味ウエア”の堂上はカルチャーショックを受けたという。

 

「いやあ、巨人の選手はみんな服装がオシャレですね。着替えるたびに(違うウエアが)どんどん出てくるので『すごいなあ』と思って見ていました。雰囲気も明るくていいですね」

 

 中日では球団から支給された暗めの配色のウエアを着る選手が多かったそうで、また笑顔を浮かべながら練習するナインの姿にも驚いたという。

 

「あまりに文化が違い過ぎるので慣れないと…」と話したが、この発言を伝え聞いた同僚たちからは「よくぞ言った!」と拍手が湧き起こった。

 

 巨人では原監督を筆頭に、首脳陣や選手の多くが中日に対して強いライバル心を抱いている。それだけに日々の雑談でも、中日に関する話は“鉄板ネタ”だ。選手間からは「堂上は“天然”で言っただけなんだろうけど『巨人の方がオシャレ』って言ってもらえるのは単純にうれしいよね。よし、仲良くしようぜって気になるよ」と歓迎する声が相次いだ。

 

 当の本人はチーム環境の違いに単純に戸惑っているだけなのだが、巨人ウケ抜群の“中日ネタ”で、チームの輪に溶け込むことに自然と成功。首脳陣が合流するキャンプ本番以降も“元中日”の肩書は大きな武器になりそうだ。