阪神vsオリの“低レベルすぎる戦い”

2012年09月04日 18時00分

 敵はDeNAだけじゃない――。阪神は8月2日以来約1か月ぶりに帰ってきた本拠地・甲子園球場3連戦で広島に勝ち越した。とにかく、勝ち星を増やしたいとの思いが強い虎。この裏にはリーグ最下位争いとは別に、もう1つの“低レベルな戦い”がある。

 31日、今季5度目となる借金「19」での試合にまたも勝利し、借金「20」を免れた和田豊監督(49)は「ここまでふがいない戦いが続いているので。ここから最後まで、全部勝つつもりで戦いたい」と鼻息を荒くして話した。阪神には指揮官が言う通り、勝ち続けなければいけない理由がある。

 DeNAと繰り広げる熱い最下位争いに負けられないだけではない。チーム関係者がこう話す。「ベイスターズも、もちろんだけど同じくらい気になるのはオリックスですよ」。元阪神指揮官の岡田監督率いるオリックスは、もっかパ・リーグ最下位だが、阪神サイドが意識しているのは、その借金の数。「向こうは最下位。ウチがそれより借金が多かったら何を言われるか…。選手たちもそのへんは気になっているようです」(別の関係者)というのだ。

 31日には今オフの11月18日に甲子園球場で行われる「阪神×巨人OB戦」が発表された。当日は岡田監督と和田監督、さらにGM就任が確実な中村勝広氏が同じベンチに入る。もしも阪神が今季オリックスより低い成績となれば、そこで、どんな“毒ガス”が岡田監督から和田監督と中村“GM”に浴びせられるか分からないと、阪神関係者は心配している。

 何としても、意地でも関西のライバル球団には負けたくない虎。何とも低レベルながら“バトル”はこれからが本番だ。