吉見の“一匹狼宣言”に中日困った!!

2015年01月26日 16時00分

大野(右)とともに地元のテレビ番組に出演した吉見

 中日・吉見一起投手(30)の“ジコチュー宣言”にチーム内から戸惑いの声が出ている。一昨年まで選手会長を務めるなど、若手投手陣のリーダー的な存在。1月には大野や伊藤、岩田ら若手投手を引き連れて恒例の沖縄自主トレを行ったばかりだが、その吉見が「今までは周りを見ながらやってきたけど、今年は自分勝手に、一匹おおかみでやりたい」と宣言している。

 

 一昨年に右ヒジを手術した影響などで、ここ2年間は1勝と不本意な成績が続いている。そのため、春季キャンプ以降は「別人」になって自分のことだけに集中したい考え。これまでシーズンのノルマなどを若手投手に与えてハッパを飛ばす役も担ってきたが「誰が何勝しろとか、もう人のことは言ってられる立場じゃない。今年は完全に自分のことだけです。今年もヒジをやってしまったら立場はなくなる。今年ダメならユニホームを脱ぐ、そのぐらいの覚悟と自覚を持ってやっているつもり」と背水の決意だという。

 

 これには若手投手陣も「キャンプはもちろん、シーズン中や来年のオフだって、まだまだいろいろ教えてもらいたいのに…」と悲鳴を上げるばかり。チーム関係者も「これまで吉見は何でもアニキ分として親身になって相談に乗ってやったのに、来年はもう自主トレだって大野たちともやらないみたいだし、吉見の信奉者は本当に困るよ」と不安視している。

 

 今季は2年ぶり4度目の開幕投手を奪い返し、エース復権に燃える吉見。周囲はその背中を黙って見つめるしかないか…。