ソフトB松田が打撃改革“デホ式打法”

2015年01月25日 07時00分

お揃いのウェアを着てポーズを決める柳田(左)と松田

 ソフトバンクの松田が24日、西戸崎合宿所で自主トレを行った。1週間後に迫るキャンプインに向けて、精力的に汗を流した鷹の選手会長。チームメートの李大浩を参考にした打撃フォームに変更して、新シーズンへの準備を着々と進めている。さらに松田は、今季のスローガン「熱男(アツオ)」を大歓迎。2月1日から宮崎で、日本一活気あるキャンプ行うことを約束した。

 進化するために変化を恐れない。松田はチームメートからヒントを得ていた。「デホ(=李大浩)のフォームを参考にしてバットの上げ位置を変えました」。肩に付けるように固定していたグリップを持つ手の位置を、耳上くらいの高さまで上げた。

 従来のフォームは、前のめりの打撃になりやすい難点があった。「(昨年の阪神との)日本シリーズで調子を落としてから変えました。(耳上くらいの高さで)手をブラーンとした状態で構えれば、ボールが来た瞬間に自然と反動で手の位置が上がり、トップの位置が高くなる。そうすれば前のめりのバッティングにはならない」と狙いを語った。デホ型で構えることで、トップを作る際に間ができること、左肩にタメができる効果を実感している。さらに新フォームにすることで「追い込まれた時も対応がしやすくなる」と話す。

 今季は大振りを封印した「ジャストミート2015」という個人スローガンを掲げ、打撃改革に臨む。その過程でのフォーム変更。打率3割、30本塁打、30盗塁の「トリプル3」を視野に入れた新シーズンに向けて、松田が変身を遂げようとしている。

 さらにホークス一の元気印でもある松田は、チームの新スローガン「熱男(アツオ)」について「あっぱれですね。熱男」と大歓迎した。「選手、首脳陣、スタッフみんなが熱くなれば日本一、活気のあるチームになる。ということは、日本一、活気のあるキャンプになるということです。そうなれば、たくさんファンの方に来てもらえる」と皮算用。集客が増えることで、若鷹の意識が変わることも期待する。「B組の選手も若い選手も(見に来るファンが)少ない所でやるよりも、多い所でやるほうがやる気が出ると思う。若い人もどんどん上を目指してほしい」。選手会長としてチーム力の底上げに大いに期待した。

 工藤監督が求める「熱男」の条件となる向上心と探究心。2年連続日本一を誓う鷹の選手会長はその2つの心を持って、己の成長とチーム全体の進化を押し進める。