巨人・村田 新ライバルのおかげで「寿命延びた」

2015年01月23日 16時00分

ジャイアンツ球場でランニングする村田(左)

 沖縄自主トレから帰京したばかりの巨人・村田修一内野手(34)が22日、ジャイアンツ球場でランニングやティー打撃、ノックなど精力的に練習メニューをこなした。

 合同自主トレ中の新人たちとも対面。数日前まで腰痛を発症していたドラフト1位ルーキー・岡本和真内野手(18=智弁学園)には「腰、大丈夫か?」と優しく声をかけ「でかいね」と印象を語った。「まだまだこれからでしょ。金属バットから木になると手が痛い。(大卒より)4年早く入れたと思えばいい」と先輩らしく助言を送る余裕も見せた。

 同じ三塁手で右の大砲候補。だが、岡本に関しては、まだ意識するような存在ではない。「その前に(今季から三塁に再転向する)中井でしょう。やっと一軍に来たな。ああいう選手が育ってくれると、自分の寿命も延びる」と新ライバルの出現に刺激を受けている。

 安定した守備は高い評価を受けている村田だが、豪快な打撃はここ数年、影を潜めている。原監督からは「慎之助(阿部)と村田に頼らないチームを作る」と言い放たれ、立場は近年になく厳しい。大砲復活をテーマに掲げる今季の目標は30本塁打。そしてもうひとつが「松坂世代」の復権だ。

 かつて一時代を築いた1980年生まれの選手たちも、現役選手はかなり少なくなった。同世代の選手で結成した「プロ野球55年会」も、初代会長の松坂がメジャーへ渡ってからは活動が下火となり、現在は事実上の休止状態。松坂から“55年会”の会長の座を引き継いだ村田も、そうした現状には寂しさを感じていた。だが、今年は松坂の9年ぶりの復帰を受け「もう一度、盛り上げよう」と心に火が付いたという。

 巨人の主力として、元祖・黄金世代の大砲として、村田は若手との激しいチーム内競争に打ち勝てるか。