ソフトB加治屋 最愛の人にウイニングボール届けたい

2015年01月29日 11時00分

順調な調整を送っている加治屋

 愛の1勝つかむぞ! ソフトバンク・加治屋蓮投手(23)が大切な恋人に今季中の初白星を誓った。1年目はケガで一軍登板なしの悔しいシーズンとなったが、周囲の期待は高い。今年こそウイニングボールを最愛の人に届けたいというのだ。

 加治屋のルーキーイヤーは故障に泣かされた。入団前に右足甲を骨折、開幕後も右肩痛に悩まされた。結局、一軍登板はなし。二軍登板もわずか1試合に終わった。

 長身と長いリーチを生かした150キロを超える直球に加え、高速フォークを武器に社会人時代に頭角を現し、ドラフト1位で入団。即戦力の期待が高かっただけに不本意なシーズンだったが、今季は巻き返しに向け、順調な調整を送っている。

「(右肩は)痛みや違和感は今はありません。秋季キャンプから投げていますし問題ないです。2月1日に100%で入るのではなく、キャンプ中にピークに持っていくというイメージで逆算しています」

 目標は一軍での初勝利。そして、激戦区の先発ローテーション入りを果たし、白星を積み重ねることだ。加治屋には初勝利を待つ“大切な人”がいる。

「彼女とは付き合って3年くらいになります。ゆくゆくはと考えていますが、結果を出さなければいけない立場なので、今は野球に集中しています」と将来の結婚願望を明かした。実績を積んで胸を張って思いを伝えたい——。加治屋にはプロ野球選手として、男として結果を出さなければならない理由がある。

 先発ローテ争いでは怪物・松坂に対し、一歩も引く気はない。「(先発枠)6枚を争うことに変わりはない。松坂さんもライバル。その争いに勝っていかなければならない」。リハビリを見守ってきたコーチ陣からも「今年の加治屋は期待できる」と期待の声が聞こえる。

「やるべきことをやっていれば、見てもらえるチャンスはあると思うので、そこでアピールできれば」とまずは、工藤監督を振り向かせなくてはいけない。背水で2年目のシーズンに挑む23歳は、花を咲かせることができるか——。