怒りすぎ高木監督に周囲はため息

2012年09月03日 12時00分

 中日が高木守道監督の健康状態に気をもんでいる。「あまりカッカ、カッカしない方がいい。年も年なんだし、頭に血が昇りすぎて血管が切れてしまうようなことになったら大変だよ」(チーム関係者)。

 ナインやコーチがミスをするとすぐに怒りを爆発させることから「瞬間湯沸かし器」といわれていた。ここにきてそれがさらにエスカレートしている。試合中でも構わずナインに「しっかり守らんか」などとカミナリを落とし、また若手選手を“公開説教”することも増えている。

 チームが順調であってもいろいろなストレスがたまるのが、監督という仕事だ。胃薬が手放せない、心労のためすっかり白髪になってしまったという話もよく聞く。ましてや高木監督は71歳と高齢だ。いまのように所構わず怒っていれば、血圧は上がり放題。他チームの指揮官よりも体にかかる負担は大きい。チーム関係者が心配するのは当然だ。

 いまの「怒りすぎ」がチームに与える影響も気になる。昨季までの落合政権下では、森ヘッドコーチが怒り役を務め、落合監督がナインを直接叱責することはほとんどなかった。指揮官が直接怒る状況には多くの選手が戸惑っているに違いない。またチーム内からは「やりすぎだと選手たちも慣れてしまう。ここぞというところで怒った方が効果があるはず」などの声も出ている。

 2日のヤクルト戦(神宮)は0—0の9回に3人目の田島が二死から適時打を許し痛恨のサヨナラ負け。これで巨人の優勝マジックは19となり、ゲーム差は8・5に広がった。

 奇跡の逆転Vはさらに厳しい状況となった。高木監督はチームのため、そして自分の健康のために“瞬間湯沸かし器”を改めたほうがよさそうだ。

 

高木監督「瞬間湯沸かし器」封印

高木監督の運転を不安視する声が噴出