2戦連発!村田DeNA3タテ弾

2012年09月03日 12時00分

 巨人は2日、DenA戦(東京ドーム)に2—1で勝ち、3年ぶりのリーグ制覇へ一歩前進した。

 村田が古巣・DeNAを相手に大暴れだ。2試合連発の11号決勝ソロを含む3安打2打点と活躍し、チームの同一カード3連勝に貢献した。

 6回は一死一、三塁からコンパクトなスイングで三遊間を破り、力投する宮国を助ける先制の1点をたたき出した。カウントは3ボールノーストライク。普通なら四球を待って振らないところだが、勝利に燃える主砲は好球を見逃さなかった。

 8回の相手の攻撃では、G打線の大黒柱・阿部を痛いアクシデントが襲う。一死一、三塁から筒香の打球で本塁に突入した三塁走者と激しく交錯。左ひざを押さえて立ち上がれず、担架で退場。加えて同点に追いつかれてしまった。

 球場全体からざわめきが起きたが、そんな不穏な空気を振り払ったのも村田だった。その裏の攻撃で今度は「本塁打を狙っていた」と、相手先発・加賀美の4球目直球をフルスイング。打球は高々と舞い上がり左翼ポール最上段に吸い込まれた。

 角度によってはファウルのようにも見えた。審判はすぐに集まり協議し、ビデオ判定に持ち込まれた。ベンチは固唾を呑んで結果が出るのを待っていたが打った村田だけは「切れないで真っ直ぐにいきましたからね」と本塁打を確信していた。結局、村田が思っていた通り、判定は本塁打のまま変わらなかった。

 前日は右方向、この日は豪快に左へ。2試合連続本塁打は移籍後初だ。幸い阿部は「左膝の打撲」で病院にもいなかった。仮に阿部が離脱となっても、覚醒した村田がいる限り、巨人の快進撃は止まらない。