阪神恒例の“Wー1”消滅危機

2012年09月05日 18時00分

 最下位DeNAの影に怯える5位阪神。オフに予定している恒例の若虎“特別表彰”にケチがつけられ始めた。

「こんな成績で若手の表彰なんてやってる場合じゃない」

「監督もさすがにこんな状況ならやめるんじゃないか」

「そもそもそんな賞があるのも忘れとったわ」…。

 阪神は真弓前政権下の2009年、若手のモチベーションを上げるために「M(マユミ)―1グランプリ」を創設。シーズンを通して活躍した若手を表彰するもので、年俸3000万円以下、30歳未満の選手を対象とし、年末のファン感謝デーで受賞者が発表される。総額1000万円の高額賞金だ。

 和田監督も「いいと思うものは続けたい」と選考基準や名称を変えた上で、表彰継続を開幕前から明言していた。今季は4番を張る新井良をはじめ、中堅で好守を連発している大和、さらに上本らが有力候補となりそうだが、その表彰自体が「チーム成績にふさわしくない」と“消滅危機”というわけだ。

 反対論を封じ込めるには再浮上しかない。“W―1”の消滅を免れるためにも少しでもムードをよくしたいところだ。