大隣 先発ローテ入りへ“ガチンコ勝負”

2015年01月18日 07時00分

沖縄柔道チャンピオンの機動隊員と相撲のようなトレーニングをする大隣(右)

 ソフトバンク・大隣憲司が17日、沖縄での自主トレを公開した。1年間ローテーションを守り抜くことを目標に掲げている左腕は、開幕前からの「ガチンコ勝負」を宣言。以前から目標として口にしている開幕投手も視野に入れ、キャンプから開幕まで万全の態勢で臨む決意を見せている。昨季終盤の手応えを糧に、激戦となる先発ローテーションの席を必ずものにするつもりだ。

 昨季終盤のフル回転でリーグ優勝、そして日本一の原動力となった大隣が、充実の自主トレに手応えを口にした。

 昨年も沖縄で自主トレを行ったが、そのテーマは「難病・黄色靭帯骨化症からの復活」で手探りの部分が多かった。しかし、今年は違う。「順調です。去年と違って心配がない中で、考えているメニューをこなせています。きっちり鍛えるというか、しっかり一年間を戦える体作りを考えてやっています」

 そんな左腕はキャンプ初日からの“ガチンコ勝負”を宣言する。「しっかりと開幕からローテに入るのが最低限の目標。自信はありますし、キャンプからガチンコで勝ち取る。そういう気持ちでやっていく。2月1日にいい形でキャンプインできるように、この自主トレでしっかり体をつくりたい」という。

 新たに指揮を執る工藤監督は、実績のある先発投手陣のマイペース調整を認めている。キャンプ初日のブルペンも課さない方針だ。大隣もその対象の一人。ところが左腕は「基本的に1日はブルペンに入るという形を取りたいと思っています」。すでに初日を逆算した上で、15日にはブルペンで25球の立ち投げを行っている。

 松坂の加入もあり、先発ローテは激戦区となる。いくら昨季終盤の実績があるとはいえ、立場を確実なものにするためには、まずはチーム内の競争に自力で勝たなければならない。キャンプ、そしてオープン戦を通じての猛アピールを続け、もちろん開幕投手も狙うつもりだ。

 技術面で取り組むのは「あの(終盤の)投球を一試合でも多くやっていかないといけない。今の自分の投球スタイルを確立して、レベルアップさせたい」。自信が芽生えている現在の投球スタイルの確立と研磨だ。

 激動の2014年シーズンを笑顔で締めくくった大隣。今季は開幕から日本シリーズまで、チームの大黒柱として君臨してみせる。