震災から20年…中村GMの“屈辱トラウマ”

2015年01月17日 11時00分

震災から20年に中村GMは…

 17日で阪神・淡路大震災から20年となった中、当時、阪神監督を務め、自宅が半壊するなど被災した中村勝広GM(65)が「俺が受けたあの時の屈辱を晴らしてほしい」と和田豊監督(52)にV奪回を厳命だ。


 未曽有の大惨事に見舞われた1995年シーズンは中村GMにとって最悪の1年。震災で被害に遭ったファンを勇気づけようと臨んだが、阪神は開幕から大低迷し、46勝84敗で最下位。中村GMは7月24日に監督としての責任を取って早々と途中休養となった。「何の言い訳もできない、俺の人生で最も悔しいシーズンになった。しかも、あの時は球団創立60周年。(創立80周年の)今年のように節目の年だったのに…」


 その年は仰木監督率いるオリックスが『がんばろう神戸』のスローガンのもとイチローらが大活躍してリーグ制覇し、最下位・阪神とはまさに天と地の差。中村GMにとって、この屈辱がトラウマになっている。「同じ被災した球団同士で同じ環境下なのに向こうは勝って、こっちは恥をかいた。だから同じ節目の今年、和田には何としても勝ってもらいたい。当時の和田は選手だったが、今は監督になって俺はその後方支援の仕事しているんだからな」という。今季は阪神が優勝となるのか。