地元岩手で存在感薄れた西武・雄星

2015年01月18日 09時00分

2013年の球宴では大谷(右)と肩を並べていた菊池だが…

 岩手のスポーツシーンから、かつての甲子園準V左腕、西武・菊池雄星投手(23)の存在感が薄れつつある。

 

「全国的に見ても今は完全に大谷君の時代ですが、地元ではまだまだネームバリューのある雄星がこれだけ目立たなかったのは初めてです」と語るのは岩手のメディア関係者。今季の活躍が期待されるご当地選手を特集する岩手日報の元日特集で取り上げられたのは、日本ハム・大谷、楽天・銀次と日本ハム2年目・岸里、ヤクルトのドラフト2位ルーキー・風張の4人。実績のない岸里、風張の2選手より明らかに「格上」の菊池の記述はなかったという。

 

 当然、地元テレビニュースへの登場もなし。一昨年に前半だけで9勝を挙げてブレークの兆しを見せながら、昨季5勝11敗と期待を裏切った代償は大きかった。

 

 昨年暮れの12月26日に帰省し、年末は連日、母校・花巻東のグラウンドで練習をしていた大谷も「雄星さんは僕がいる時には学校へ来なかったのであいさつはできませんでした」と先輩との対面は果たせずじまい。母校関係者の話では「(菊池は)30日に帰省し、佐々木監督にあいさつして元日には西武のトークショー出演のために岩手を離れた」というが、どこか人目を避けるような隠密行動に映るのは気のせいか。

 

 西武・鈴木球団本部長は「雄星は岸に続く2番手のポジションで、当然2桁(勝利)を期待している」と奮起を期待しているが、オフに堂々と故郷に凱旋するためにも、6年目の今季は待ったなしの勝負の年だ。

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