デーブ監督「開幕投手はギリギリまで言わない」

2015年01月19日 08時30分

デーブ監督はあえて開幕投手を公表しない方針を打ち出した

 楽天の大久保博元監督(47)が「開幕投手(が誰か)はギリギリまで言わない。他の選手たちに失礼になる」と妙なことを言いだしている。

 

 3月27日に敵地・札幌ドームで行われる日本ハムとの開幕戦で栄えある開幕投手の大役を担うのはプロ1年目から15勝、14勝と2年連続2桁勝利を挙げているエース則本昂大(24)が最右翼。それこそ故障などのアクシデントさえなければ、揺らぐことはない。

 

 もちろん大久保監督もそう考えているに違いないが、開幕投手を早い段階で公言しないのには、こんな理由がある。「自分が現役時代に控えが多かったからかもしれないけど、先に監督に言われたらガックリくる。選手のヤル気をなくすわけにはいかない」(大久保監督)

 

 則本以外の開幕投手候補となると昨季4勝の2年目左腕松井裕樹(19)や辛島航(24)、塩見貴洋(26)らに加え、キャンプの調整次第ではドラフト1位の安楽智大投手(18=済美)の可能性もゼロではない。あまり現実的とは言えないが、指揮官はギリギリまで幅を持たせるつもりでいる。

 

「開幕投手はチームで一番多く試合に投げるわけだし、常に(相手チームの)エースと当たる。そういう責任を背負うという投手にドンドン出てきてほしい。できるできないじゃなく、そういうことが大事」と声を大にして訴える大久保監督の腹の内が、どれだけ選手に伝わるか――。