楽天ドラフト1位右腕の安楽智大投手(18=済美)のグラブが関係者の注目を集めている。というのも親指部分が黄色で、ほかの4本の指を入れる部分がパステルカラーの黄緑色になっており「何だあの色は?」「まるでメロンだ」と、練習初日からコボスタ宮城のバックヤードを騒がせているのだ。

 そんな周囲の声に安楽は「カラフルな色を高校時代から使いたかったけど高校では無理だった。プロになれたので、小さな楽しみだった」とプロ入りにあたって”冒険”した結果だと説明した。

 メーカーに黄色と黄緑色を使いたいと、色見本も見ずに伝えたところ完成したのがこのグラブだったという。安楽は「自分にはセンスがない。次はメーカーさんにお任せします」とシュンとしていた。