西武ドラ1高橋光 早すぎるブルペン入りに田辺監督「焦るな」

2015年01月16日 11時00分

いきなりブルペン入りした高橋光

 西武のドラフト1位ルーキー・高橋光成投手(17=前橋育英)が14日、初ブルペン入りし、捕手を立たせて33球を投げ込んだ。

 

「今日は自分から志願して投げました。キャッチボールだけじゃ分からないことがあるので。キャンプにはいい状態で行きたいのでコンディション的に大丈夫なら(1月中に)どんどん投げようと思う」とはやる気持ちを抑え切れなかった様子。周囲は行きたがる“素質馬”の手綱を押さえるのに必死だ。

 

 視察した田辺監督は「焦らずじっくりやればいい」と入寮から7日目でブルペン入りしたドラ1に苦笑い。鈴木球団本部長も「いくらなんでも(ブルペンは)早すぎる。飛ばし過ぎ」と今後の練習メニューの管理を強化する方針を示唆した。

 

 188センチ、90キロの恵まれた体格の甲子園V腕は、走らせれば常にルーキー6人の中でトップ。シャトルランなどの持久力もダントツとあって、高校生ながら一昨年の日本ハム・大谷級のスタミナも備わっている。しかし、球団は近い将来のエース候補を故障のないよう焦らず大事にデビューさせる方針だ。

 

 担当の前田スカウト部長は「光成はまだゆっくりでいい。上体は柔らかいけど下半身に硬い部分があるので、そこを矯正してからでも十分」と股関節の柔軟性とインステップの矯正を今後の課題として挙げた。その上で「指先の感覚がいい子だから苦しい時に変化球でストライクを取れるし、決め球のフォークを低めにコントロールできる。試合で投げ始めたら(一軍昇格は)早いと思う」(同)。まずは生命線の制球力をより安定させる土台作りが投げ込みよりも優先課題となる。