薄れ始めた栗山監督の名言マジック

2012年09月02日 18時00分

 日本ハムは2日のソフトバンク戦(ヤフードーム)を2-1で勝利。ここまで4連勝の鷹ルーキー・武田を攻略。3位ソフトバンクとのゲーム差を3・5に広げた。

 首位・西武追撃ムードが高まるが、気になるのが栗山監督の“マジック”が薄れ始めていることだ。

 というのは元キャスターである栗山監督が大事にしている言葉の効力の話だ。「最初の天王山」と位置づけていた先の西武戦(8月28〜30日)では連敗した1、2戦の試合前にいずれも「昨日までの嫌な流れを断ち切ってトーナメントのつもりで戦う」と強調。シーズンの中で今が明らかに重要な局面。この一戦に懸ける覚悟を指揮官なりに表現したのだろうが、さかのぼれば5月16日の交流戦初戦から使い始めたこの「トーナメント」。早い時期からあまりにも連発してきたためシーズン終盤に結果が伴わず、明らかに言葉自体が軽くなってしまっている。

 他にも指揮官の常とう句「命を懸けて戦う」などがシーズン序盤から大量消費されてきたが…。重い言葉がこの局面で軽さを増しているところが気がかりだ。