黒田の「女房」選びに頭悩ます赤ヘル首脳陣

2015年01月13日 11時00分

黒田の元「専属捕手」の倉

 赤ヘル首脳陣が8年ぶりに復帰した黒田博樹投手(39)の“女房選び”に頭を悩ませている。


 広島の正捕手候補は若手の会沢とベテラン・石原の2人。ここに控えとして倉が食い込めるかどうかという勢力図になっている。首脳陣は「競争になって相乗効果でレベルアップにつながってくれれば」(あるコーチ)と切磋琢磨を期待しているが、一方で「難しいところはある」という。それが黒田と誰を組ませるかという点だ。


「黒田本人のことを思えば守備の技術が高い石原が一番無難なのかもしれないが、伸び盛りの会沢にとっても黒田とコンビを組むことは大きな経験になる。倉にも以前に組んでいたという利点がある」(同)


 広島にとって黒田が加入した今季は1991年以来遠ざかっているリーグ優勝のチャンスで、緒方監督もことあるごとに「優勝」の2文字を口にしている。現実のものとするには、黒田にストレスなくコンスタントに投げてもらわなければならない。チームの将来を考えるなら昨季45試合で先発マスクをかぶった会沢の起用が得策だが、石原には一日の長があり、倉は過去に「専属捕手」を務め、2005年には黒田を最多勝にも導いた。


 最終的にはキャンプやオープン戦を通じて相性などをじっくり見極めていくことになるが、3捕手はその座を虎視眈々と狙っている。倉が「黒田さんが帰ってくるまで現役でやるのが目標だったので頑張りたい」と話せば、石原も「いい刺激になる。話を聞いてやっていきたい」と気合十分。会沢も「受けられるようにキャンプからしっかりアピールしていきたい」と意気込む。


 早くも火花が散る黒田の正妻争い。果たして誰に落ち着くか。