迷子騒動の西武ドラ1・高橋光は野生児だった

2015年01月09日 19時05分

野生児だった高橋光成

 西武のドラフト1位・高橋光成投手(17=前橋育英)が9日、野生児の一端をかいま見せた。

 

 前日のロードワークでは西武プリンスドーム周辺の地理が分からず迷子騒動を起こしていた一昨年の甲子園V腕。しかし、一夜明けた、この日の新人合同自主トレ初日では群馬の大自然の中で育んだ自慢の体力を田辺監督や渡辺SDらに見せつけた。

 

 走力メニューを中心にキャッチボール、体幹トレーニング、筋力トレーニングとみっちり4時間行った初日練習の中で高橋が存在感を示したのはダッシュ等の走力メニュー。「アーッ!」という奇声とともに6人の新人プラス新外国人・郭俊麟(かくしゅんりん)投手(22=国立台湾体育運動大)のダッシュ走の中でほぼ毎回1位を独占していたのが7人の中で最長身(188センチ)の高橋だった。

 

 合同自主トレ初日の印象を「思っていた以上にキツくてこれからが不安になった」と語った高橋だが、走力メニューに関しては「走り込みはやってきたつもりなので、できれば全部1位で帰ってきたかった」と悔しがった。

 

「夏は川に行ってヤマメを獲ったり、たまに山登りをして猿や鹿を追いかけていたので今に生きているのかな」と祖父のりんご農園で野生動物を追い回していた小中学校時代を回顧した高橋。この強靱な下半身をさらに鍛えて安定させれば一軍デビューはそう遠くないうちに実現しそうだ。