中日・小笠原 古本を“ガッツ2世”に

2015年01月10日 11時00分

今年の小笠原は“ガッツ2世”育成でもチームに貢献する!?

 中日でベテラン・小笠原道大内野手(41)の“働き”が注目されている。移籍1年目の昨季は主に代打の切り札として81試合に出場して83打数25安打、打率3割1厘と結果を出したが、今季はバットだけではなく“ガッツ2世”の育成でも期待が高まっているからだ。

 小笠原は15日から24日まで沖縄・北谷で自主トレを行うが、そこに中日入りして初めて後輩のプロ3年目・古本武尊(たける)外野手(24)を連れて行くことを決めた。実はこの古本、ここ2年はなかなか結果が出ていないが、その潜在能力は桁外れ。

 2012年のドラフト会議で中日に3位指名され、龍谷大から入団。「素質はもともとものすごい。ドラフト前に目をケガしたことで評価を下げたけど、それがなければ間違いなく1位候補だった。今いる選手の中でナゴヤドームで(本塁打を)30本打てる可能性があるのは古本ぐらいだろう。きっかけさえあれば大化けする」(チーム関係者)と言われている。

 そのきっかけに“ガッツ道場”がなってくれるのではないか、と周囲は胸を躍らせているのだ。

 連日、ナゴヤ球場で朝から夕刻までのハードなトレーニングを行っている小笠原は「彼の成長に少しでも力になれればいいかな」と謙虚に話すが「(古本が)あの練習についていけるかという心配もある。でも、それを乗り切ればひと皮むけるんじゃないかな」とはチーム関係者。別の関係者も「あれだけの結果を残した選手だから、食事なんかをしている時のちょっとした会話にも金言があるはず」と小笠原の何げない言葉も古本の覚醒につながるとみているほど。“ガッツ道場”の成果が楽しみだ。