ヤクルトが国内FA権を行使して巨人へ移籍した相川亮二捕手(38)の人的補償として、今季2年目の奥村展征内野手(19=)を獲得することが有力となった。8日、真中監督、小川シニアディレクター、松井編成部長らが会談して方針を固めた。

 奥村は日大山形高では1年からレギュラー。3年夏の甲子園で、山形県勢初のベスト4に導き、2013年ドラフト4位で巨人入団。昨季は一軍出場はなかったが、二軍ではレギュラーとして86試合、打率2割1分2厘、2本塁打、20打点。将来を見据えた補強となる。