西武・誠は現状維持700万円 2か月間のオーストラリア生活で成長

2015年01月06日 18時06分

現状維持で今季の契約を更改した西武・誠

 オーストラリア・ウインターリーグ参加のため、契約更改が遅れていた西武・誠投手(20=本名・相内誠)が6日、現状維持の年俸700万円でサインした。

 

 約2か月間のオーストラリア武者修行を終えてこの日、帰国した誠は真っ黒に日焼けした顔で「今年が勝負の年。自分もそう思ってます。まずは1勝。今年勝つためにオーストラリアに行ってきたので、向こうでやってきたことをしっかり出したい」とプロ3年目での開幕一軍、初勝利を目標に掲げた。


 計9試合に登板したウインターリーグでの収穫を「真っすぐですね。去年一軍で投げた試合では真っすぐでカウントを取れなかった。その精度が上がってきた実感はあります」とした誠。ストレート一本で待っている打者相手から空振り、ファウルを奪い、球のキレで押し込めたことが自信につながっているようだ。


 また2か月間の海外共同生活が、やんちゃだった誠を人としてもひと回り成長させた。


「ご飯とかも自分たちで作って食器も洗って。寮にいたら自然とご飯が出てきますけど、それはすごくありがたいことだなぁと。何度も帰りたいと思ったんですけど、日本にいたらできない経験をさせてもらいました」


 契約と同時に帰国報告を受けた鈴木球団本部長は「3年目だけど、彼の場合は1年目は満足に野球をやっていない部分がある。本当のスタートラインに立つためにプロは一軍で勝たなきゃいけないという話はした」と説明。入団直前の無免許運転騒動から3年目の今季、誠の恩返しは一軍で結果を出すこと以外にない。まさに勝負の年となる。(金額は推定)