中日・白井オーナーV宣言は落合GMへのハッパか

2015年01月06日 16時00分

年賀式で話し込む白井オーナー(左)と落合GM

 中日の年賀式が5日、名古屋市内で行われた。冒頭のあいさつで壇上に立った白井文吾オーナー(86)は「今年のドラゴンズはいつもと違う。今年は負けるわけにはいかない。その準備万端、整っておる」と高らかにV宣言した。


 昨季の中日は2年連続Bクラスとなる4位。オフは、ライバル球団が着実に戦力補強をしているのとは対照的に獲得を目指していた西武・炭谷、オリックス入りした中島など、ことごとくふられまくり。最後のとりでだったオリックスの金子の獲得もならなかった。それでもオーナーは「某有名選手はドラゴンズに来てくれませんでしたが、自前であの程度の選手は育て上げる意気込みを監督、コーチ陣は持っている」とあくまで強気。さらに「谷繁監督は、あのような成績のままでは済まさないと燃えていると聞いている」と話した。


 落合博満GM(61)への信頼も厚い。式後のオーナーはオフの戦力補強についても「まあまあだな。一番難しいのは大選手ですから。ただ急迫していない。ドラフトで獲った選手はみんな良い選手ばかり。そうとう吟味して狙った」と改めてGMの仕事ぶりを評価した。


 もっとも、強気発言も裏を返せばGMへ「今年はやってもらわなきゃ困るぞ」というハッパの意味合いもあるのだろう。昨季は就任早々で準備不足という言い訳もできたが、今季はそうはいかない。オーナーは「(補強は)いい線いっていると思うよ。1年後の成績を見れば分かる」とも話した。


 この日、報道陣に「おめでとう」とあいさつはしたが、その後の質問には口を閉ざした落合GM。その本当の評価は1年後に出る。