山本昌 引退するなら優勝で花道を飾る

2015年01月04日 16時00分

トークショーを行った山本昌

 球界のレジェンド、中日・山本昌投手(49)が新たな大目標を掲げた。「チームが2年連続でBクラスになっているから(引退は)優勝に貢献したら考える」。チームの優勝で自身の花道を飾る、と宣言したのだ。

 

 今季は節目となる50歳で、ジェイミー・モイヤー(元マリナーズ)が持つ49歳5か月の世界最年長勝利記録の更新もかかる。誰もがその大記録達成のシーズンでユニホームを脱ぐと思っていたが、レジェンドの考えはまるで違っていた。自身の記録よりも、もう一度優勝することが大きな区切りとの考え。別の見方をすると、この目標は今季もし中日が優勝できなければ、さらなる現役続行の可能性があるということだ。

 

 実際、山本昌は「来年(2015年)で9割方引退だろう。でも、自分からは言わない」「気持ちは切れていない」「毎年、一生懸命やっているので自分では長くやっているとは思わない」など、15年以降も現役を続けることに含みを持たせる発言もしていた。まだまだ現役続行に自信がある証しだろう。

 

 そんな山本昌の発言には周囲も「世界最年長勝利を挙げたら気持ちがキレるんじゃないかと心配していたけど、そういう気持ちなら大丈夫だろう。あくまでも記録は通過点で現役を続けられる限りは続けてほしい」「実際にマサが投げる試合はお客さんが入る。観客動員のことを考えても、まだまだ何年も投げてもらった方がいいし、ファンも喜ぶ」と大歓迎している。

 

 山本昌は3日、名古屋市内でトークショーを開催。小学生の男の子から「開幕投手になれるんですか?」と突っ込まれ「考えもしなかった。この年でやったらすごいよね。ありがとう。頑張るわ」と刺激を受けていた。レジェンドのラストイヤーはまだまだ先、となるかもしれない。