巨人の仕事納めとなった26日、室内練習場での打撃マシンと最後まで向き合ったのは阿部だった。今季、打率2割4分8厘に終わった打撃復活への決意を物語るように、閉館時間ギリギリまでの約20分間で117スイング。この時期を休養に充てた昨年とは対照的で、この日まで3日連続で汗を流した。

 阿部は「(シーズン中の)目に見えない疲れはあるんだろうけど、そこまで激しい練習はしてないから。よいお年を!」と充実の表情で話し、クラブハウスを後にした。