石井琢の進路は広島かDeNAか

2012年08月31日 18時00分

 今季限りでの現役引退を表明した広島・石井琢朗内野手(42)。注目されるのは今後の“進路”。広島とDeNAの間で指導者・石井の争奪戦が展開されそうだ。

 広島はコーチとして“残留”を求めている。松田オーナーは「みんなに与える影響は大きかった。長く選手をやるにはきっちりと手入れすることが必要だといういい見本だった」と賛辞。打撃、守備ともに高い理論を持つだけに「家族が東京にいるというのはあるが、うちのコーチになってくれという話はした」といち早くオファーを出したことを明かした。

 それに対抗するのがDeNAだ。「20年間、横浜で頑張ってきて(2008年シーズン終了間近に)いきなり戦力外にされたことで、石井は横浜を快く思っていなかったところはあったと思う。ただ、今はDeNAに親会社が変わって当時のフロントも一掃されたことで、わだかまりはなくなっているようだ」と球界関係者。実際、DeNAのフロントの1人が石井に「いずれ、うちに戻ってきてください」と話したこともあったそうで、古巣復帰もささやかれているのだ。

 今後について石井は「ここで一度、線引きをして考え方もリセットして何をやりたいのかを視野を広げて考えていきたい」と白紙を強調。広島のコーチオファーも“保留”しているが、果たして、どんな道を選択するのか。