中日・和田「オレ流捨てたわけじゃない」

2012年08月31日 18時00分

 中日・和田一浩外野手(40)が好調だ。落合前監督にアドバイスされて取り組んだスクエアスタンスを、今季は従来のオープンスタンスに戻したが、それが功を奏したのか。逆転Vに燃える男を直撃した。

 ――8月の月間MVPも射程圏では

 和田:いやいや。打率が一番でも打点やホームランをもっと打っている打者はいるからね。もうちょっと打たないとそのチャンスはないよ。結果がいいのは、たまたまの部分もある。

 ――逆転Vは諦めてはいない

 和田:もちろん。終盤になればなるほど試合が詰まってくるし、集中力も高まってきて、気合が入ってくるからね。これからですよ。

 ――ところで、昨季は落合前監督の勧めでスクエアスタンスに取り組んだが打率2割3分2厘と大不振。今季はオープンスタンスに戻したが

 和田:少し元には戻したけど、完全に戻したわけではないですよ。

 ――でも、落合前監督はあちこちの講演会で「和田はまた腰を痛めるぞ。あそこまで足開いちゃった。何試合まであのスイングで持つかな」など厳しい言葉を並べているようだが

 和田:落合さんの言っていることは分かりますよ。もちろん、教わったことというのは理解しているが、分かっていてもできない部分もある。本当はもっと追い求めていかなくてはいけないんだろうけど…。

 ――落合流を完全習得するのは難しいのか

 和田:去年打てなくて今年も打てなかったら当然、引退ということになりますからね。落合さんから「これで本当にいいのか」と言われれば、そうじゃない。だけど、その中でもごまかしながらでも、何とか数字を残さないと自分自身が終わってしまう。数字を気にせず理想のフォームを追い求められるような世界じゃないんで。理想のフォームがあるのは間違いないけど、そのはざまに立っている感じですね。

 ――腰は問題ないのか

 和田:それは大丈夫。無理をしているわけではないので。落合さんに会えば「何やってんだ!」って言われそうだけど、こっちも必死ですからね