楽天CS争いで不安な“負のデータ”

2012年08月30日 12時00分

 楽天の球団関係者が「このままではCS争いで不利になる」と青ざめている。どういうことか。ある関係者は打線に関する“負のデータ”の存在を明かす。

「ウチは四球が少なく、2ストライクに追い込まれてからのファウル数がリーグトップと比べて60本ぐらい少ないというデータが出ている。だから球数を投げさせられないし、好投手を攻略できないことが多い」

 打の責任者・大久保打撃コーチは「甘い球なら初球からいけ」「追い込まれたら粘れ」という指示を出している。積極的な打撃はまずまず出来ているが、問題は「粘れ」のほう。ここまでの四球の数はリーグでも1、2を争う少なさで、追い込まれてからの球の見極めができていないことを物語っている。

 29日のロッテ戦には2-1の9回に2点を奪われサヨナラ負け。星野監督の歴代単独とな11位となる通算1035勝はおあずけとなった。大事なシーズン終盤に得点力不足を露呈する状況には「実際にできていないんだから(大久保打撃コーチや首脳陣は)方針を変えてもいいのでは」という声も上がり始めている。