工藤ソフトBが「5段階通信簿」導入

2014年12月22日 16時00分

ハワイから帰国する工藤監督

 ソフトバンクの工藤公康監督(51)が二、三軍の若手を対象にした“通信簿”プランを温めている。いかに選手に高いモチベーションを維持させるかを意識している新監督は「一軍に上がるために自分に何が必要なのかということを明確にしてあげることは大事」と力説している。

 

 そこで浮上したのが5段階の通信簿で若手を評価することだ。「4が一軍レベルとして、150キロを投げられる投手は球速は5かもしれない。だけど、ほかのところが1とか2だったら総合力で一軍には上がれない。具体的に“この数字を引き上げましょう”というのを見せてあげたら、何が自分の課題というのが分かるからね」とアイデアをめぐらせている。

 

 打力、走力、守備力などあらゆるポイントを項目別に分けて技量を数値化すれば、選手も自分の力を把握しやすく、足りない部分も明確になる。それをモチベーションにして上を目指してほしいというわけだ。

 

 若手の目線に立った育成を念頭に置く新監督の方針はチーム内でも好評で「現役時代に一流選手で、コーチ経験がなく監督になる人は、高いレベルにない選手のことを理解できないケースもある。でも工藤さんの場合は全く違う。現役の最後の方は、それこそ二軍で若手に交じってプレーしていたし、その時の経験が大きいのかもしれないね」(チーム関係者)。工藤式の若鷹育成法に注目だ。