【マサチューセッツ州ボストン21日(日本時間22日)発】ロイヤルズからFAになった青木宣親外野手(32)に朗報か。

 シンシナティ・エンクワイアー紙(電子版)は、レッズのオーナー、キャステリニ氏の「2015年のチーム総年俸は高くなるだろう」とのコメントを紹介し、「総額1億1410万ドル(約136億円)だった14年を上回る覚悟でいる。もし、レッズと青木が契約できたなら、(来季のチーム総年俸は)1億2000万ドル(約143億円)を大幅に上回るだろう」と指摘した。青木の年俸について米CBSスポーツのヘイマン記者は700万~800万ドル(約8億3000万~約9億5000万円)と予想している。

 同紙によるとレッズのチーム総年俸は09年の7330万ドル(約87億円)から毎年上昇。14年度の総収入における人件費の比率は、メジャー平均の48%を上回る56%だ。しかし、キャステリニ・オーナーはチームに「(中心選手の移籍などの)大きな損失をすることなく、できる限りの投資をせよ」との指令を出しているという。青木にとってはプラス材料だ。(金額は推定)