巨人・坂本勇人内野手が19日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円増の単年2億2000万円でサインした。

 今季は打率2割7分9厘、16本塁打、61打点と「中途半端な成績」(坂本)に終わったが、球団は殊勲打や守備、シーズン通して試合に出続けたことを高く評価。さらに来季から主将を務めることへの“期待料”も含まれている模様だ。

 今季を振り返って「やっぱり打率。打率に尽きる」と課題を挙げた新キャプテンだったが、球団の高評価には思わずニッコリ。

 来季へ向けては「(球団からは)プライベートでもグラウンドでも模範になるようにと言われました。『もっとしっかりしろ』という意味を込めて、主将に選ばれたと思う。主将どうこうではなく、優勝、日本一になって喜びたい」と意気込みを語った。(金額は推定)