ハム FA流出選手の指導者出戻りは大歓迎

2014年12月16日 16時00分

 FA選手に関して、去る者は積極的に追わない主義の日本ハムが将来的な指導者としては、出戻りを受け入れる方向性を示した。

 

 このオフ、中継ぎ左腕エース・宮西尚生投手(29)の引き留めに成功しながら、主将の大引啓次内野手(30)がヤクルトへ、小谷野栄一内野手(34)がオリックスへ流出。両内野手ともそれぞれの思いを胸に新天地へと旅立っていった。

 

 大引、小谷野の両者から最後のあいさつを受けた山田GMは「FAは選手の取った権利だから。ヨソへ行くのなら球団としては応援するから頑張りなさい」と送り出した裏話を明かした。

 

 その上で「ウチから育った人材が外で活躍することは喜ばしいこと。それがウチの球団の理念でもあるし、2人とも(球団と)ケンカ別れして出て行くわけではないから。将来的に指導者として戻ってくることにも何の障害もない」とした。

 

 続けて同GMは「それは鶴岡(現ソフトバンク)やガッツ(小笠原=現中日)らに関してもそう」と付け加えた。

 

 一見、去る者は積極的には追わない非情なFA戦略を見せる日本ハムだが、それは限られた予算内で球団運営をし、成果を挙げなければならない側の宿命。それを扱う人間が必ずしも冷淡なわけではないということか。