中日ルーキー大感激させた落合GMオレ流人心掌握術

2014年12月13日 16時00分

ナゴヤ球場のマウンドを確かめる野村(右)らルーキーたち

 中日のルーキーたちが落合博満GM(61)にハートを“わしづかみ”にされた。新入団12選手は12日、ナゴヤドームなど施設を見学。ドラフト1位右腕の野村亮介投手(21=三菱日立パワーシステムズ横浜)は「さすがプロ野球。環境が整っている」と話した。決意を新たにしたルーキーらには、大感激することが前夜(11日)にあった。入団発表後、家族らを交えた食事会に落合GMも出席。気さくに声をかけられ、握手をしたりして盛り上がったが、そんな中で“個別指導”まであったという。

 

 トップの位置で両手を高く上げる変則的な「バンザイ投法」が注目の同2位の浜田智博投手(22=九産大)は「GMからは『今の投げ方でずっとやってきたんだろ。プロに入って周囲からいろいろ言われても、お前だけの投球スタイルはこれからも変えるなよ』と言われました。GMは僕ら一人ひとりにそれぞれ話をしてくれて、人と見てるところが違うなと思った」とうなる。

 

 落合GMと同じテーブルだった同4位の石川駿内野手(24=JX―ENEOS)も「GMの隣で楽しかった。『人の言うことを何でもかんでも聞くな。聞く人間をちゃんと選べよ』とか話してくださった。こっちから聞いたことは何でも話してくれて、持っていたイメージが違った」と目からウロコだったという。

 

 食事会の締めでは落合GMから「一軍で活躍して結果さえ残せば、それだけのお金は払う。そうでなければ(年俸は)上げられない。最後にここまで育ててもらった両親への感謝を忘れないようにしなさい」と訓示があり、「拍手が起きて、両親も感激していた」(浜田智)。新人選手への“オレ流つかみ”はオッケーだったようだ。