オリが金子流出阻止へKポップ連発作戦

2014年12月09日 16時00分

2014プロ野球最優秀バッテリー賞表彰式で阿部(左)、伊藤(右)とともに副賞のイエローハットをかぶる金子

 オリックスから国内FA宣言した金子千尋投手(31)が8日、都内で「プロ野球最優秀バッテリー賞」表彰式に出席。「(捕手の)伊藤と2人で取れたことがうれしい」と喜びを口にした。

 

 去就については選考委員から「オリックスを出て行くなら優勝させてから行けば?」と言われて苦笑い。「“そうですね”と答えたら“残留”と書かれるのでそういうことに関してコメントしないようにしています。1年間、投げられるような状態に戻すのが今の目標」と話すにとどめた。

 

 そんな金子だが、水面下では獲得をにらむ楽天、DeNA、中日などが代理人と接触しているとみられる。残留を信じるオリックスは3年15億円(推定)の好条件を出し、金子の右肘骨棘除去手術の手術費も負担。抜糸後にスタートするリハビリも徹底サポートしていく構えだが“誠意”はそれだけではない。金子が「Kポップ」好きなことにまで着目している。

 

 金子は特に韓国の人気グループ「BIGBANG」の大ファンで、車中はもちろん、登場曲にもメンバーのソロ曲を使用。11月には京セラドームで行われたコンサートにも駆け付けている。

 

 シーズン中には試合前練習で流す曲を自ら選曲して数枚CDに収め、担当者に「サッカーのW杯期間中はこれ」「夏場はこれ」とリクエストするほどのこだわりようだが、球場スタッフはさらにバックアップ。「どんどんリクエストに応えたい。もっともっと言ってきてくれたらかけるし、それで金子さんがオリックスに残ってもらえるなら…」と来季のヘビーローテーションを“約束”するのだ。

 

 練習中のみならず、イニングの合間や5回終了時などでも再生可能。金子にはこれ以上の環境はないはず、との読みだが…。