年俸8500万円 藤浪専用マウンド進化

2014年12月06日 16時00分

契約更改を終えた藤浪

 阪神の藤浪晋太郎投手(20)が5日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円アップの8500万円でサインした。今季は11勝8敗で2年連続2桁勝利をマーク。「いい評価をしてもらったと思う」と満足そうに話した。

 

 3年目の来季はエースとしての活躍が期待されるが、自覚も十分で「チームの柱として一本立ち、自立できるように頑張りたい。世間の評価的に“藤浪がタイガースを支えているんだ”と言ってもらえるような成績を残したい」。開幕投手についても「見合う成績は残せていないが、気持ち的には目指してやっていきたい」ときっぱりだ。

 

 そんな藤浪は今季、ひそかに新たな武器を手に入れていた。それは専用マウンド。ある球団関係者がこう話す。「今年の8月以降、甲子園で藤浪が投げる試合ではマウンドを少し変えた。踏み出した左足が接地する土を硬くしている」

 

 きっかけは、9回1失点と好投した7月15日のナゴヤドームでの中日戦だった。藤浪は、その前の倉敷、甲子園での登板で6失点、5失点と炎上していただけに「ナゴヤドームで好投が多いし、変えてみようか、となった。ナゴヤドームを参考に足の着地点を硬くした」(球団関係者)という。その効果はてきめん。8月以降4試合に甲子園で登板した藤浪は3勝無敗と調子を取り戻したのだ。

 

 そんな藤浪専用マウンドは来季も継続予定。それどころか、さらに硬い土を混ぜる“バージョンアップ”も検討されており、実現すれば藤浪の“武器”もパワーアップするとみられている。

 

 エースへの飛躍を求められる藤浪。その背中を専用マウンドが押すことになりそうだ。