中島獲り失敗の阪神が強奪路線から方針転換

2014年12月06日 16時00分

 中島獲りに失敗した阪神・中村勝広GM(65)は「正直、非常に残念です。マネーゲームだけは避けたいという球団の方針通り限度を決めて交渉したが、かなわなかった」と苦々しい表情。4日深夜に中島側から電子メールで断りの連絡が入ったという。]

 

 山井(中日残留)、宮西(日本ハム残留)、成瀬(ロッテ→ヤクルト)、そして中島(アスレチックス2A→オリックス)と今オフは補強が思惑通りにできていないが「全力で我々は対面していっているので結果はしょうがない」と言い、海外FA権を行使した鳥谷について「全力で慰留している」と話した。もっとも、チーム内に“中島ショック”はあまりない。中村GMも落ち込むばかりでなく「他の三塁候補のモチベーションは上がるだろう。彼らに期待します」。球団関係者は「もともとウチには(西岡、新井良、今成など)三塁に中堅も、有望な若手もいる。彼らが競争した方がチームの将来にはいい」と強調だ。

 

 中村GMは「生え抜きの若い選手を一軍(レベル)に育てることがいかに大切か痛感した」と“自前路線”の重要性も口にした。長く他球団からの“強奪路線”でチーム力を維持してきたが、今回の惨敗が方針転換のきっかけになるかもしれない。