“金子の一番弟子”西に一人立ち求める声

2014年12月03日 16時00分

4000万円増で契約を更改し、笑顔の西

 オリックスの西勇輝投手(24)が2日、ほっともっとフィールド神戸で契約更改交渉し、4000万円アップの年俸9500万円でサインした。今季は開幕から8連勝するなど12勝10敗とチームの躍進に貢献。「高評価してもらった。思っていた以上でした。今年は(登板日に)雨が多かったので、来年は晴れ男になりたい。信頼される投手になりたい」と話した。

 

 西は国内FAの去就が注目される金子について「残留してほしい。『師匠』と呼んでいるんで、まだまだ(多くのことを)盗んでいきたいので。残留してくれと書いといてください!」。誰より金子を慕うだけに来季に向けても「金子さんがいるんで…。金子さんの次に(なれるよう)頑張りたい。開幕投手? 金子さんで大丈夫じゃないですか。僕はそれくらいのレベルになっていない」と、ここでも金子を持ち上げた。

 

 西は投球術や考え方、調整法など“一番弟子”として金子から多くを学んできた。しかし、あまりの“フリークぶり”に球団内から首をかしげる声もある。「いつまでも金子、金子って言ってちゃダメだ。金子から吸収するのはいいし、いろんなことを盗むのはいいけど、コピーになっちゃダメだよ。今年は(マウンド)プレートを踏む位置まで金子と同じだった。もともとタイプが違う。マネをせずに自分流を作ることが大事。でないと、いつまでたっても超えられないよ」(チーム関係者)

 

 さらには「金子も入団時から、いろんな先輩から学んできたけど、誰の背中も追いかけていない。すべて自分のものにして実績を積み上げてきた。西とは違う」とまで…。ここまで西が成長したのは金子の影響が大きいとはいえ、来季は“西流”を確立させないといけないようだ。(金額は推定)